フォーアイ
調査データ / Scan Data
常に一卵性双生魚として
2匹同時に誕生する
- 分類
- 魚類 / Fish
- サイズ
- 全長 約2.0m
- 脅威度
- 無害/Harmless
PDAデータバンク / PDA Databank
フォーアイ(モロコトフォルム・デュプレックス)。常に一卵性双生魚として2匹同時に誕生する捕食性の魚類。この双魚は腹合わせに組み合わさり、消化器官と神経系を接続することで、単一の生物のように行動する。
1. 捕食個体
個々の「ツーアイ」は地球の魚類と類似している。可動性の巨大な胸ビレは、巡航よりも素早い泳行に適している。押しつぶされたような眼は、上方の視界の確保に適している。それぞれの個体は、小さな餌魚や硬い殻を持つ甲殻類をエサとしている。
2. 双魚一対のチーム
2個体は変形した1対の腹ビレを用いて接合し、完璧なフォーアイとなる。腹ビレは太陽系のコバンザメ類に似た敏感な構造へと進化している(この語句を繰り返すと、発声の技巧を鍛えることができる)。胚発生時の卵黄柄は前方の吸盤を通じて成長するため、接合したペアは栄養を共有できる。吸盤内の神経クラスターは皮膚越しに互いを刺激し合い、感覚データと運動指令信号をやり取りする。分離した個体には短い発作が生ずる傾向があるが、それは神経系が外的影響に対して過敏になっていることを示唆するものである。
3. 動的なペアリング
フォーアイはいつでも接合と分離を行うことができる。性的に成熟すると、幼生期からペアを組んでいた双魚と別れ、交尾相手を探して新たなフォーアイを形成する。交尾を行うペアは異性同士も(雄が雌に精子注入する)、同性同士も(両者が共同して単一または複数の交尾対象を探す)ありうる。
4. 威嚇行為
接合したフォーアイは攻撃的であり、自分たちより大型の種にも攻撃を仕掛けることがある。それが縄張り防衛の戦略なのか、古代種の集団行為の名残りなのか、または若々しい遊びの一種なのかは不明である。
5. 孤立
孤立したツーアイは病に侵されるか、喪失によって悲嘆に暮れている可能性がある。避けるべし。
評価: 危険度は低い。予想外の攻撃に注意。
出典: ゲーム内PDAスキャン「フォーアイ」
Source: In-game PDA scan “Foureye”
概要 / Overview
浅瀬の海域に生息する、特異な形態の中型魚。
身体の上半分と下半分が、大きな眼球を含めた中央部で分割されたかのような奇妙な外観を持つ。まるで1体の生物が水平方向に両断されたまま活動しているようにも見える。
実際には、フォーアイは2匹の個体が一体となって行動する生物であり、それぞれの個体は便宜上「ツーアイ」と呼称されている。この2匹は一卵性双生児であるとされ、常に上下に重なった状態で遊泳する。
生息地 / Habitat
- ライフポッド周辺
- 今後、確認できたバイオームを追加予定
行動 / Behavior
生息域を単独、正確には2体1組で、当てもなく徘徊するように遊泳している。
基本的には無害であり、データバンクの記述に反して攻撃性を見せることはほとんどない。ただし、至近距離に長く留まると突進して攻撃してくる場合がある。もっとも、受けるダメージはごくわずかであり、脅威としては軽微である。
温厚な中型魚である本種だが、生態学的デッドゾーンに生息する巨大な捕食性リヴァイアサンに近縁である可能性が示唆されている。
ギャラリー / Gallery
余談 / Trivia
- データバンクでは、本種の接合に用いられる腹ビレについて、現実のコバンザメ類に類似した構造であることが言及されている。実際に、ツーアイ同士の接合面にあたる腹面には、コバンザメの吸盤に酷似した器官が存在することが確認できる(参考)。
- データバンクの2番目の項目にある「この段階を繰り返すと、発声の技巧を鍛えることができる」という一文は、原語版における言葉遊びであると思われる。原語版では直前に“modified ventral fins(変形した腹ビレ)” や “Sol sharksuckers(太陽系のコバンザメ類)”など発音しづらい語句が並んでいる。