トキシック・スポンジ
調査データ / Scan Data
危険な半捕食性の海綿
- 分類
- 海綿 / Sponges
- サイズ
- 全高 約1.5m
- 脅威度
- 脅威/Threat
PDAデータバンク / PDA Databank
悪意と敵意をもった有害な海綿。
PDAの神経温度を評価中。外部に向けられた主観性を低減。
シンフォン・アクリス、「死の霧の海綿」を意味する。危険な半捕食性の海綿であり、ネクロバイオームの中心的な結節点として機能する。
1. バクテリア兵器庫
海綿は有益な化学物質を分泌するバクテリアを培養する。進化の歴史上のある時点で、トキシック・スポンジは強力な抗生物質を生成するバクテリア共生体に感染した。この性質は、人間のストレプトマイセス属の細菌に近い。そのバクテリアは抗生物質を使って競合相手を根絶し、その後、自種のライバル株を破壊できる化合物を進化させるため、内部抗争を始めた。その結果生まれたのが、表皮の熱傷と神経ダメージをもたらすほどの高濃度の抗生物質を一面に蓄えた海綿である。
2. 接触型の捕食戦略
接触を受けると、この海綿は急激に収縮し、抗生物質の毒素を放出する。微生物を瞬時に殺し、より大型の生物には痙攣や死を引き起こす。死骸は分解され、海綿の養分となる栄養素を放出する。
3. 動物遺伝子の断片
トキシック・スポンジの遺伝子コードには、動物ゲノムの断片が含まれている。起源は甲殻類である可能性が高い。
評価: 回避せよ。化学熱傷や神経ダメージの処置ができるよう、医療物資を常備すること。
出典: ゲーム内PDAスキャン「トキシック・スポンジ」
Source: In-game PDA scan “Toxic Sponge”
概要 / Overview
浅瀬の洞窟に生息する、固着性の生物。地球上の海綿とほとんど変わらない外観を持つ。
一見すると無害な環境生物のようにも見えるが、接近した生物に対して強力な毒性物質を放出する。プロテウスの海において、プレイヤーが最初期に遭遇する脅威のひとつ。
生息地 / Habitat
- ライフポッド周辺
- 今後、確認できたバイオームを追加予定
行動 / Behavior
主に洞窟の入口付近や、サンゴ塊の陰などに生育している。
プレイヤーが接近すると、空気を吐き出すような音を発しながら周囲に緑色の霧を噴き出す。データバンクによれば、これは高濃度の抗生物質を含む毒素であり、毒霧の範囲内に留まることで継続的に体力を奪われる。
脅威と対処 / Threats & Countermeasures
本種の最大の脅威は、見通しの悪い死角や洞窟の入口付近に生育している点である。不用意に洞窟へ侵入しようとすると、接近に反応して毒霧を放出され、回避が間に合わない場合がある。
特に、洞窟の入口を塞ぐように配置されている個体は厄介であり、侵入時だけでなく、洞窟からの脱出時にも進路を妨害されやすい。酸素補給のために海上へ戻ろうとした際に足止めを受ける危険があるため、浅瀬の洞窟を探索する際は、酸素残量に十分な余裕を持って行動すること。
放出された毒霧はしばらく海中に滞留し、範囲内に留まると体力値を最大で 20 失うため危険。毒霧を確認した場合は無理に突破せず、効果が薄れるまで距離を取るのが安全である。
ギャラリー / Gallery
余談 / Trivia
- 日本語版データバンクの冒頭にある「PDAの適正水温を判定」という記述は、原語版の “Assessing PDA neural temperature.” を誤訳したものと思われる。文脈上は水温ではなく、直前の感情的な説明を受けて、PDAが自身の出力の主観性を補正していることを示すログであると考えられる。
- 本種はゲーム開始地点に近い浅瀬バイオームの洞窟内に生息し、不用意に接近したプレイヤーに無視できない被害を与える。そのトラップめいた生態や配置から、過去作におけるクラッシュフィッシュに相当する存在であるとも言える。