サンゴガニ

Coral Crab
サンゴガニ(Coral Crab)の画像

調査データ / Scan Data

「硬い脚を持つ宮殿を運ぶ者」

分類
甲殻類 / Crustaceans
サイズ
全高(珊瑚塊含む)
約9.5m
全高(本体部のみ)
約7.5m
脅威度
無害/Harmless

PDAデータバンク / PDA Databank

サンゴガニ(Coral Crab)のPDA画像

珊瑚ドームに隠れ住む巨大なカニ。仮称はオストラコンセケロス・アナクトラフォア、「硬い脚を持つ宮殿を運ぶ者」を意味する。

1. カニに似た構造
前肢で海底をかき集め、掘り返して食物を探す。集められた食物は、口の周囲にある長くて柔らかい顎脚(摂食に使用される脚)によって取り込まれる。カニは脱皮を繰り返すことで成長する。

2. 珊瑚ドーム
付着基盤から切り離された、生きた珊瑚ドームを身にまとっている。これは擬態、防御、そしておそらく幼生の育成場所として機能する。カニが1つのドームと生涯を共にするのか、成長するにつれて他のドームに交換するのかは不明。

3. 捕食者の暗示
本種の防御機構と行動は、カニをドームから引き剥がし、重厚な甲殻を割ることができるほど強力かつ器用な捕食者の存在を暗示している。

4. ウイルスの活動
ゲノムには、神経の成長促進と甲殻の色素を含む、大量のレトロウイルスの挿入が繰り返されている。分子時計の解析は、それらが比較的最近導入されたものであることを示唆している。カニの背中の細胞には、珊瑚ドームのポリプに由来するゲノムの大きな断片が含まれている。

5. 巨大な脳
サンゴガニは脊髄神経索を持たない。眼の上にある大きな脳が感覚と行動計画を管理し、一方で二次的な神経クラスターが脚と消化器系を制御している。

6. 海底での交信
サンゴガニは海底を叩くことで、互いに信号を送り合う。爪を鳴らす挙動は、興奮または動揺のサインである可能性が高い。地球のカニの中には、脱皮をする前に望ましい番いを探す「手つなぎ」と呼ばれる挙動を見せる種も存在する。この惑星でも同様の行動を発見できれば、感情的な満足を得られるかもしれない。

7. 生態学的ストレスの兆候
ミネラル不足と真菌感染は、環境にストレス要因が存在することを示唆している。

評価: あなたがカニを恐れている以上に、カニはあなたを恐れている。慎重かつ敬意を持って接すること。少なくともゴリラ並みの知性を持つ。海底資源の有用な供給源となる可能性がある。

調査の推奨: 本種が摂食のために、日当たりのよい場所や栄養豊富な場所へ珊瑚ドームを運ぶかどうかを調査すること。

出典: ゲーム内PDAスキャン「サンゴガニ」
Source: In-game PDA scan “Coral Crab”

概要 / Overview

生きたサンゴ塊を背負った、巨大なカニ型の生物。

ライフポッドから東へ約200mほど離れた地点、ドレライト尖塔群とグレイブヤードの境界にあたる平地でその姿を確認できる。腹部を除いた全身を地中に隠し、背負ったサンゴ塊を周囲の地形に溶け込ませることで擬態する生態を持つ。

他のリヴァイアサンクラス生物と比較すると非常に小型であり、既知のリヴァイアサンクラス生物の中でも最小級の種である。

生息地 / Habitat

行動 / Behavior

通常はサンゴ塊に擬態した状態で身動きを見せない。

本来のサンゴ塊が主に岩場などの起伏に富んだ地形で見られるのに対し、本種は平坦な海底に単独で存在するため、よく観察すれば見分けることができる。

プレイヤーの接近、あるいはハンマーヘッドの突進によって目覚め、地中から姿を現す。タッドポールで接近した場合は反応を示さない。

活動時は周囲をゆっくりと徘徊し、ときおり左右の長大な前肢で海底を叩く様子が観察される。これは餌を掘り起こすための行動と考えられるが、その際にチタンや塩などの資源が出現することがある。

また、生息地周辺では本種の糞が発見される。これは固形バイオ燃料の製作素材として利用できるほか、バイオリアクターの燃料としても優秀である。

近隣バイオームであるグレイブヤード、およびその洞窟内では、本種とサンゴ塊が白化した状態の死骸が大量に確認されている。本種がなぜ高温環境であるこの地域に集まるのか、あるいはそこを“死に場所”として選ぶような行動を示すのかは、現時点では不明である。

ギャラリー / Gallery

余談 / Trivia