グレート・ジョー
調査データ / Scan Data
危険な防御・摂食戦略を持つ、
巨大な雑食性の貝類
- 分類
- 軟体生物 / Molluscs
- サイズ
- 殻長 約60.0m 殻高 約70.0m
- 脅威度
- 極度の脅威/Extreme Threat
PDAデータバンク / PDA Databank
グレート・ジョー(仮学名 メガミア・スタグナ、噛み付く貝の意)。危険な防御・摂食戦略を持つ、巨大な雑食性の貝類。
1. 二枚貝
地球の二枚貝と同じく、グレート・ジョーの体は強力な閉殻筋によって結び付けられた、生体鉱物でできた2枚の貝殻で覆われている。貝殻の内側にあるグレート・ジョーの体には、消化器官、心臓、えらがある。
2. 外套膜
外套膜(イカの外皮を形成するものと同じ体の部位)は、硬い炭酸カルシウムの殻が成長するための生体プラスチックの基質を分泌する。成体のグレート・ジョーの貝殻が巨大な大きさに達するまでには、数十年から数百年を要する可能性がある。外套膜の内側には、動きを感知する眼が並んでいる。
3. 閉殻反応
閉殻筋の腱が刺激を受けると貝殻が閉じ、獲物を内部に閉じ込める。その後、ドウモイ酸の神経毒が分泌される。予想される症状: 神経損傷、短期記憶の喪失、死。
4. 多様な摂食戦略
グレート・ジョーの内部には、日光から栄養を生み出すことができる光合成バクテリアを持った小さなサンゴのポリプが並んでいる。グレート・ジョーは栄養の大部分を光合成で得ている可能性が高い。
5. リチウムの真珠
グレート・ジョーは成長の過程でリチウムを生物濃縮する。グレート・ジョーの体からは、神経への干渉を避けるためにリチウムの小塊が排出される。収集を推奨。
6. 幼体
スキャンされた標本は比較的若い個体である。どの程度の大きさまで成長する可能性があるかは、現時点では判断できない。
評価: リチウムの重要な供給源だが、潜水して採取するには危険が伴う。腱には触れないこと。最新のボディスキャンを済ませておくこと。
出典: ゲーム内PDAスキャン「グレート・ジョー」
Source: In-game PDA scan “Great Jaw”
概要 / Overview
不毛な岩場に生息する、超巨大な二枚貝型リヴァイアサン。ライフポッドの南方約300m、ドレライト尖塔群(Dolerite Spires)の水深約100mの地点にて、1個体のみが確認されている。
セクター・ゼロで発見されたヴェントガーデンに続き、2例目となる非移動性のリヴァイアサンクラス生命体である。
巨大な2枚の殻は海底に対して垂直に固定されており、海面へ向けて大きく開かれている。殻の内側には青色の外套膜が広がっており、その表面には獲物や外敵を視認・追跡するためと思われる発達した眼が無数に並んでいる。
本体内部、2枚の殻の付け根付近には、大小多数の穴が開いた球状の構造物が存在する。その周囲には複数のリチウム塊や、アルテラ製の機材が絡まっている様子が確認できる。これらの物資は回収可能だが、中央の構造物付近には赤く発光する腱が多数張り巡らされており、不用意に接近した侵入者を検知するセンサーの役割を果たしている。
生息地 / Habitat
- ドレライト尖塔群
行動 / Behavior
岩だらけの海底に殻を開いた状態で鎮座しており、その場から移動することはない。
本体内部の球状構造物に張り巡らされた腱に触れると、外套膜に並ぶ無数の眼が一斉に開き、侵入者へ視線を向ける。1度目の接触では警戒反応を示すのみだが、2度目に腱へ触れると、轟音を響かせながら巨大な殻を閉じ合わせる。
脅威と対処 / Threats & Countermeasures
グレート・ジョー最大の脅威は、殻の内部に侵入した状態で閉じ込められることである。
閉じ合わさった殻の内部に取り残された場合、押しつぶされることはないものの、グレート・ジョーの体表から放出される有毒物質に侵され、体力の8割を失う甚大なダメージを受ける。この有毒物質は乗り物に対しても損傷を与え、耐久値が全快の状態からでも約8割を失うほどの威力を持つ。そのため、タッドポールで内部に侵入した場合でも安全ではない。
一方で、閉じ合わさる2枚の殻に直接挟まれた場合は即死する。そのため、腱に触れてしまった場合は、速やかに殻の外へ退避すること。浮袋(Air Bladder)を使用すれば、十分な余裕をもって内部から脱出することが可能である。
なお、接触した腱は中央で断裂するが、数秒後には再び接続される。そのため、あらかじめ進路上の腱を断裂させて脱出経路を確保しておく、といった対処は不可能である。
中央のドーム状構造物には多数のリチウム塊が表出しており、ソニックレゾネーターで破壊・収穫することができる。この行動自体ではグレート・ジョーを刺激することはないため、腱に接触しないよう注意すれば、比較的安全にリチウムを回収できる。
ギャラリー / Gallery
余談 / Trivia
- 2026年4月30日に公開された公式シネマティックトレーラー(動画リンク)にて初登場した。ニードラーの襲撃から逃れて安堵する男性隊員を無数の眼で捕捉し、巨大な殻で捕獲しようとする様子が描かれている。
- 本体内部の感覚器官に2回触れると殻を閉じ、内部の獲物を捕獲するという生態は、現実に存在する食虫植物であるハエトリソウにも見られる反応に近い。ハエトリソウも感覚毛への刺激をきっかけに葉を閉じるため、本種の挙動はそれを巨大生物化したような印象を与える。
- 本種の殻が固定された海底は、真珠光沢のある不明な物質で一面が覆われている。これは、本種が殻を固定するため、あるいは成長の過程で分泌した成分による影響である可能性も考えられるが、詳細は不明である。
- データバンクで言及されているドウモイ酸とは、現実でも一部の貝類などに蓄積されることがある神経毒である。
- ゲーム内で確認された個体は、殻長約60m、殻高約70mに及ぶ巨大なサイズである。にもかかわらず、データバンクではこの個体が比較的若い標本にすぎないことが示されており、今後のアップデートでさらに巨大な成体が登場する可能性もある。
- 2026年5月15日リリースのアーリーアクセス版において、本種の生きた標本が確認できるのは、ドレライト尖塔群(Dolerite Spires)に生息する1個体のみである。しかし、本種の生息地から遠く離れたバイオーム「閑散とした平原(Sparse Plains)」の海底では、殻だけになった本種の死骸が大量に打ち捨てられている。これらの死骸はドレライト尖塔群の個体と比較して非常に小さく、十分に成長する前の幼体であると思われる。この海域に生息する強力なリヴァイアサンは、頑丈な殻と有毒物質による防衛機構を持つ本種さえも獲物にすることが確認されており、捕獲したグレート・ジョーの幼体を住処へ持ち帰って捕食している可能性がある。